時給10万円の男の子がどのように生まれるか

ちなみに医師の時給は1万円が基本である。恐ろしいことに、30年くらいこの金額は変わってないんですって。やってられないわ。

東京の娼年の男の最低時給は10万円。逆に言えば、1時間10万円以上の「価値」を付けられる子しか採用しないということだ。

1時間10万円以上の価値と言うと、多くの人は驚かれるかもしれない。多くの人の脳みそでは理解できないような金の使い方を、富裕層がしているからである。例えば富裕層は、「1円でも安く」のためにネット検索することを時間の浪費と考えている。とか、ルネッサンス時代の絵画に10億円支払うとか、貧困家庭の子供を預かり自分の子と一緒に育てアメフト界のスーパースターにしてしまうとか、といった具合である。

その彼らが「気に入りさえすれば」1時間10万円どころか1時間30万円支払う客もいる。現在、当倶楽部の1番の男の子は1時間30万円だ。3時間働けば100万円支払われる。

その客にとって10万円20万円支払う価値を持っていれば客はすんなり支払う。例えば、その男の子の「匂い」に客の嗅覚が反応し、執着した顧客は、その男の子の匂いを10分嗅ぐために10万円を支払う、と言った具合である。

前澤友作氏は100万円をツイッターに群がるたくさんの知らない人に配ってきた。人助けなのか何なのか、真実は彼自身のみが知る。それでいいのである。精神科医に言わせれば、外野がとやかくいう筋合いのものではない。富裕層の金の使い方を、庶民や貧困層がとやかく言っても所詮理解などできない。