自分を売るをはき違えている男は稼げない

自分を売ると言えば、相変わらずカラダを売るだのセックスを売るだのと、短絡的に考える脳みそは確実に貧困に落ちる脳みそである。

言うまでもなく、自分を売るとは、自分の価値を売ることである。

そして価値とは資本主義的価値のことだが、資本主義の意味すらわからないようでは話にならない。

今や、人も企業も、価値の獲得と差別化に懸命である。ツイッターやインスタで日々人々が行っているのは、いかに自分を注目させるかの終わり無き競争である。

そもそも資本主義の本質は競争なので「競争なんか嫌だ」と言ったところで絶対逃げられない。何故なら労働力すら商品化され、競争させられているからだ。

資本主義ではモノもヒトも「普通」や「皆と同じ」に価値は無い。特に高く評価される人材というのは、常にエキセントリックな脳みそを持つ少数派である。

東京の娼年は1時間で最低でも10万20万稼ぐが、この数字は体やセックスを売ったくらいで稼げる数字ではない。今や、体やセックスなど、売っても大した価値と評価されないモノになってしまったのだ。