富裕層が男の子を買うシステムを創った理由①

東京の娼年とは「富裕層が、その価値に相応しい金額を支払う男の子」でありホストとは全然違う。

世界を席巻する経済ルール「資本主義」を正常に機能させるには、価値相応の価格設定と、その価格を素直に支払う顧客が必須である。

しかし資本主義とは格差を拡げるシステムでもあるため、大多数の人々は貧困層にカテゴライズされ、「1円でも安く」的消費者意識が蔓延させ、お陰で労働者が割りを食う形になっている。企業は自社商品を売るために無闇に価格を下げるしかなく、その穴埋めを酷く安い賃金で労働者を働かせることで賄っている。要は「より安いものを追求する」自分が「より安い賃金で働かされるという形で」自分の首を絞めてることに、かなりの人が気づいてないのだ。

「東京の娼年」システムはそのような悪しき慣習を駆逐するために創られた。せめて経済的に余裕のある富裕層が、値切るという真似を一切せず、価値に相応しい金額を素直に支払う風潮が「経済を回す」最も有効な処方箋となるからである。