カッコいい男実証研究 山口君の場合

今でこそ「手を使わないセンズリデバイス」開発の第一人者として名を馳せている山口君だが、大学1年の頃は「とんでもないもの」を売って稼いでいた。その「とんでもないもの」とは、男のセンズリである。

彼曰く、

男のセンズリにこれほど高い価値(高値)がつくとは思っても見ませんでした。さすが東京です。福岡にいた頃は聞いたこともありませんでした。

これはどういうことか。まず一つは、多くの人(凡人)がこんなもの売れるはずがないだろうと捨ててしまうようなモノに少々手を加えるだけで、大ヒット商品が生まれるということ、事業の教科書通りである。そして、もう一つ大事なのは「売れる場所で売る」というマーケティングの基本を実行したことである。福岡では誰も買わなくても東京ならそれを求める顧客がワンサカいるということである。

山口君は自らのセンズリを商品化し、初月50万売上げ(丸々利益、なぜなら仕入れ値がないから)翌月早くも100万円を突破した。18歳の大学一年になったばかりの男の子が10年目の医師と同じくらいの報酬を得るようになったのである。

私の敬愛する高須クリニック高須克弥先生の名言を紹介しよう。

今怪しげなものが次の覇者。

オナニーなんて、センズリなんて、とかなんとか言って、まるでキチガイを見るような目で当時山口君を見ていた者も少なくないだろう。しかし今回のコロナによる巣篭もり消費で、山口君の制作するムービーは月2000万以上売れ続けている。月2000万という数字は40代50代ベテラン医師の平均年俸である。それをわずか22歳の大学生がたった1ヶ月で稼いでしまう。その経済の仕組みを資本主義と言うのである。

 

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