精子

「自分を売る」ができないと貧困に落ちる

自分を売ると言えば、相変わらずカラダを売るだのセックスを売るだのと、短絡的に考える脳みそは確実に貧困に落ちる脳みそである。言うまでもなく、自分を売るとは、自分の価値を売ることである。そして価値とは資本主義的価値のことだが、資本主義の意味す…

女医が男の子にいくら払うか

東京の娼年の男の子に女医がいくら支払うか。相場というものは無く、男の子の価値に相応しい金額が支払われるが、通常、1時間最低10万円以上である。男の子が初めての顧客と会う時、最初の客は顧客の中で最も目利きの鋭い客をあてがう。理由は厳しく評価…

大金を稼ぐ男の子に共通する性質

富裕層に自分の価値を売り、大金を稼ぐ男の子らに共通する性質を洗い出す作業はとても刺激的だ。傑出する子らに共通するものは、世間的に怪しげと言われるものに、強い好奇心を抱くことである。大学1年の山口君は「闇のバイトサイト」に陳列された怪しげな…

カッコいい男の子を支援するというライフスタイル

ここ数年、かっこいい男の子が次から次へと登場してくれたおかげで、私は嬉しい悲鳴をあげている。特に、4年前に彗星の如く登場した山口君、そして、3年前に登場した奥井君江良君の名コンビ、そして去年は奥村君、そして今年、佐藤康君。私に言わせれば、…

驚くべき山口君の新事業②

世界の高齢者問題は思いの外、根が深い。生きる目的を失い惰性で生きる、人の最後の数年間というのは、一体全体どんな時間なのだろうか。私にはわからない。正直言うと、解ろうともしなかった。全ての人が避けることのできない時間、くらいにしか考えていな…

驚くべき山口君の新事業①

山口君が新作を発表した。「看取り士」という仕事である。対象は高齢者。人生最後の数年を「山口君と一緒にひとつ目標を決め、それをふたりで必ず達成する」というサービスである。精神科医の私が脱帽する彼の事業感は天才というより他にない。加齢の何が怖…

稼ぐ稼げないは脳みその差

稼げる稼げないの差は脳みその差である。富裕層と貧困層の差も脳みそである。脳みそが考え方やライフスタイルを決定する。その脳みそを今風に言うと「非認知能力」「非認知スキル」即ち、やり抜く力、好奇心、自制心、楽観的なものの見方、誠実さ、といった…

御堂静香がデビュー前の男の子に自分の娘とセックスさせた理由

富裕層が高い金払い男の子を買う理由を考える際、石田衣良の小説「娼年」のボーイズクラブ主宰者御堂静香が、娼年採用面接で行ったテストにヒントがある。御堂静香は、面接に来た男の子に、自分の娘とセックスしなさいと命じる。ココがポイントだ。娼年を買…

自分を売るをはき違えている男は稼げない

自分を売ると言えば、相変わらずカラダを売るだのセックスを売るだのと、短絡的に考える脳みそは確実に貧困に落ちる脳みそである。言うまでもなく、自分を売るとは、自分の価値を売ることである。そして価値とは資本主義的価値のことだが、資本主義の意味す…

富裕層が男の子を買うシステムを創った理由③

精神科医の仕事を始め、もうひとつ、精神の具合が悪くなる人たちの理由を見つけた。時代のトレンドに合わない働き方をしていることである。時給1300円で10時間働くと日給13000円、それを週5日、月に20日働くと月給26万円手取り20万円とい…

富裕層が男の子を買うシステムを創った理由②

精神科医として働き始め、統合失調症や双極性障害など一部の「本格的精神疾患」は別にして、心の具合が悪いと訴え押し寄せる人々のほとんどは、昭和の(あるいはそれ以前からの)古い慣習や考え方に囚われているせいで、今の現実に適応不全を起こしているに…

富裕層が男の子を買うシステムを創った理由①

東京の娼年とは「富裕層が、その価値に相応しい金額を支払う男の子」でありホストとは全然違う。世界を席巻する経済ルール「資本主義」を正常に機能させるには、価値相応の価格設定と、その価格を素直に支払う顧客が必須である。しかし資本主義とは格差を拡…

娼年が稼ぎまくる理由①

いちばんの理由は顧客が全員富裕層だから。この1行で「なるほどな」とわかるレヴェルでないと、東京の娼年はちょっと、できないかもしれない。富裕層は商品やサービスの価値に対し、正当な値段を支払う習慣がついている人たち、と言える。さらにわかりやす…

娼年デビューへの道⑧

この春も、大物が続々デビューした。引退した山口君の秘蔵っ子、デブフクこと福ちゃんだ。彼は山口君が2年半かけて育ててきた山口君の後継者である。既に自分で事業を興し、その事業を拡大するため、材料工学を学ぶ目的でこの春大学生となった高校球児であ…

娼年デビューへの道⑦

娼年への面接で最も重視されるのが健全に成熟した自己肯定感であることは既に述べた。その理由もこれまでブログ内で10回以上説明している。高額で売れるために必須なのが自己肯定感であり、自分で興した事業(会社)が成功するも失敗するも自己肯定感次第…

娼年デビューへの道⑥

東京の娼年の男の子は原則「体育会大学生」もしくは「卒業生」である。(種目は問わない)なので皆鍛えるのが好きで、いい体をしている。いい体というのは美味しそうな体という意味でもある。「鍛えるのが好き」でないと娼年の仕事はできない。好きでなけれ…

娼年デビューへの道⑤

いざ娼年として仕事するようになると、それまでのような生活は出来なくなる。当たり前だ。顧客は高い金を支払っているのである。自分のやりたいようにやり散らかしてそれだけの金を稼ぐことができるというなら、生活保護システムなど不要になるというものだ…

娼年デビューへの道④

娼年の価値は「脳みそ」である。どんな脳みそか、いくつかの単語を当て嵌めるなら、アバンギャルド、エキセントリックなどが適切だろう。ググればわかる。普通じゃない。ということである。「普通」とか「ありふれた」とか「大多数」に価値がないのは資本主…

娼年デビューへの道③

娼年をやっていく上で絶対に見識を深めねばならないのが資本主義である。これについては徹底的に勉強してもらう。と言うより「自分から勉強しようという気になる」男の子でないと、1時間20万円30万円という数字にならない。何の準備なく行き当たりばっ…

娼年デビューへの道②

娼年の仕事をしたいと言う男の子の面接では、自己肯定感が健全に成熟しているか否かが先ず最初に判定される。この判定はそう難しくない。幾つかの質問にその男の子がどう答えるかで凡そ判定可能である。後は、裏付け確認を何度か繰り返すだけである。自己肯…

娼年デビューへの道①

富裕層に自分の価値を売り、相応の報酬を貰うのが仕事の娼年になるには、相応の報酬を貰うに足る価値を持っていないことには話にならない。では富裕層が高い金を払ってまで手に入れたいと思う価値とは何か。娼年の仕事で1時間20万円30万円以上の報酬を…

キミが一向に稼げない理由

あなたが何故稼げないか。行動しないからである。近年、出版される自己啓発本に必ず書かれるテーマがこれ。「行動しない」だから「何も手に入らない」という論理だ。当たり前である。行動しなければ1円だって手にはいらない。それでは何故行動しないか。ひ…

高額報酬を得ている者の共通点

何も知らない多くの人は、医者の給料がとんでもなく高いと思っているかもしれないが、それは飛んだ誤解である。医者の平均時給はたった1万。恐ろしいのはこの額は30年以上変わってないということだ。医師30年目の先生が医者になったばかりの頃、既に医…

体育会男が高値で売れる理由

体育会しかだめかというとそういう訳ではない。要はその男の子にわかりやすい資本主義的価値があればよい。資本主義的価値の中でとりわけわかりやすいものが体育会という人種という訳だ。価値というのは一朝一夕に身につくものではない。特に、高い価値や多…

増加する「息子が欲しい」というリクエスト

山口君が現役の頃から、富裕層の間では「息子が欲しい」というリクエストが急速に増え始め、いまだ天井が見えない状態である。彼ら富裕層が実子を育てていた頃と令和の今とでは、父子関係のトレンドがずいぶん様変わりしたことが理由のひとつになっている。…

令和のトレンド 賞味期限3ヶ月の恋愛

男女の出会いのワクワクが持続するのは最初3ヶ月とよく言われる。俗に言う惚けの時期だ。それを過ぎると誰でも、だんだん正気に戻ってきて、あれ、私、何してんだろ?ってことになる。目の前の男が急に色褪せてくるのだ。よくある話である。そしてそこから…

承認欲求を満たす道具としてのお金

なんでもいいから金が欲しい。金を儲けたい。そう言って娼年の面接を受けにくる病人が一定数いるが、娼年は健全さが売りである。だというのに、なんでもいいから金持ちになりたいというのは、いかにも歪んでおり、健全じゃ無い。精神科医に言わせれば病的で…

恋愛で身を滅ぼす女③

しかし、一応父に相談してみることにした。というのは、相談したらどういう回答が返ってくるか、する前にわかっていたからだ。他人のプライバシーに首を突っ込むんじゃない。必ずそう言われると判っていた。そしてやっぱりそう言われた。確かにそうよね。今…

恋愛で身を滅ぼす女②

サキが全国模試の成績優秀者の圏外になるなど、ありえないことだった。初めて男を好きになるまでは。得意の数学では開成や麻布の男の子を差し置いてトップをとったことも数回あるくらいの秀才だったのに。私は見るも無残に打ちひしがれた彼女を遠目に見て、…

恋愛で身を滅ぼす女①

高校時代の親友のひとり「サキ」がそういうタイプだった。恋愛することで具合が悪くなり、成績まで大きく落とす。しかもそれを東大受験のこれからって時にやってるから、親友として黙っていられなくなった。あんた何してんの。大事な時期に。そんな体たらく…